【トルコ】イスタンブールのおすすめのレストラン

以前にイスタンブール観光について書いたのですが、レストランについては書いていなかったので、私が行ったお店の中でおすすめのところをご紹介したいと思います。

世界三大料理のひとつと言われるトルコ料理ですので、旅行前からどこのレストランに行こうかと、他の方のブログやグーグルマップで調べながら楽しみにしていました。

そして実際に行ってみて、おすすめできるレストラン・カフェはこちらです。

Sofa Cafe

スルタンアフメット地区にある、可愛らしいレストランです。

お昼ころにホテルに着き、ホテルの近くのこちらのお店にランチに行きました。このお店を選んだ理由は、グーグルマップの評価が高かったからです。

食べたものは、日本でも有名なドネルケバブ、キョフテ（肉団子）、名前は分からないのですが野菜にチーズをのせてオーブンで焼いたものの３品です。

天気がとてもよかったのでテラス席に座り、「トルコに来た〜」と思いながら、どれもおいしくいただきました。

接客もほどよい距離感で、とても好印象のお店でした。

Turkart Terrace Restaurant

こちらは２日目のランチで伺いました。

実は私たちはスルタンアフメットにあるキョフテが有名なレストランでランチをしようとそのお店に向かっていました。

すると前日にアヤソフィアで話しかけてきた日本語が流暢なトルコ人のおじさんに再会し、「そこのレストランは有名になって味が落ちた。セブンヒルズレストランみたいに景色が良くて、そんなに高くない友人のレストランを紹介するよ。」と言われました。

最初は「うーん、怪しくないか？」と思ったのですが、「せっかくなら行ってみようか」ということになり、おじさんに案内してもらうことにしました。

なお、セブンヒルズレストラン（Seven Hills Restaurant）は、スルタンアフメット地区にある、ブルーモスクとアヤソフィアを見ながらおいしい海鮮料理を食べられるということで有名なレストランです。ガイドブックにも載っていますし、イスタンブールのレストランを調べると必ず一度は目にすると思います。

私も気になっていたのですが、予約しなければ入れないかなあと思いながらも予約が面倒で、行けそうだったらいこうかな、と思っていました。おじさんのおすすめのレストランに行くときにセブンヒルズの前を通りかかったのですが、スタッフが呼び込みをしていたので、ランチ時は予約がなくても入れるみたいでした。

おじさんに案内されて、「Turkart Terrace Restautant」につきました。場所はスルタンアフメット地区の中の、セブンヒルズレストランと同じ通りで、フォーシーズンズホテルの向かい側にあります。お店の前で、レストランのオーナーだという、またしても日本語が流暢なトルコ人のおじさんにバトンタッチされました。

レストランの下はお店とホテルが入っており、エレベーターがないのでレストランのある最上階まで歩いて登らなければなりません。ホテルの中の狭い階段を７階くらいは登ったような気がします。

おじさんによると、スルタンアフメット地区は古い建物はエレベーターが設置できない場合が多いとのことです。私が泊まったスルタンアフメット地区のホテルにもエレベーターはなく、子連れファミリーはベビーカーをフロントに置いていました。

ホテル内階段を上がり、最上階にレストランはありました。２フロアあり、上階のテラス階の席に案内されました。

確かにアヤソフィアとブルーモスク、それにマルマラ海とボスポラス海峡が見えて、景色はとても良いです。

セブンヒルズレストランもすぐ目の前に見えたので、こちらのレストランから見える景色とほとんど同じはずです。

案内してくれたおじさんが言っていたキョフテ有名店よりも美味しいというキョフテ、ハイダリというヨーグルトにハーブとにんにくの入ったペースト、レンズ豆のスープなどを注文しました。

子供用のメニューもあり、娘はその中からキョフテを選びました。

私はハイダリ（下の写真です)がとても美味しくて気に入りました。パンが何枚でも食べられそうでした。

日本語を勉強中という親切な若い男性スタッフが一生懸命日本語を調べながらお料理を説明してくれました。

最後にオーナーがデザートをサービスしてくれて、バクラヴァ（はちみつをしみ込ませたパイ）というトルコ菓子をいただきました。とても甘いので好き嫌いがあるとは思いますが、私ははちみつが好きなので美味しくいただきました。

若干警戒しつつ来たお店でしたが、お料理もおいしく、景色も良く、スタッフも親切で、満足できました。

食事を終えて階段を降りて下に行くと、ここに案内してくれたトルコ人のおじさんが待っており、「私が働いているお土産屋がすぐ近くにあるからせっかくなので来ませんか。」と言われて、寄ってみることにしました。お店はバザールで売ってあるタイルや食器などが置いてある普通のお土産屋さんでした。

お土産屋さんには、またしても日本語の流暢な店長がいて、トルコ石やら他の宝石やらを勧められ、最後に「２階でチャイを飲みながら絨毯見ませんか？」と言われましたが、断わり、結局何も買わずに出てきました。断っても文句を言われることもなく大丈夫でしたが、私一人だったら断りにくかったかもしれません。断るのが苦手な場合は、最初から付いて行かないほうがいいと思います。

レストランのオーナーが、「日本人のお客さんにたくさん来てほしい」と言っていたので、日本語が流暢なおじさんたちはスルタンアフメット地区を歩いて日本人を探しているのかもしれません。最近は少しずつ回復してきたとはいっても、以前に比べるとトルコに行く日本人観光客はかなり減っているので、日本人相手のお店は大変なのかもしれませんね。実際、私がイスタンブールに滞在していた３日間で、日本人観光客は数えるほどしか見ませんでした。

MADO スルタンアフメット店

MADOは、トルコで有名なアイスクリームのチェーン店です。色々な場所にお店があります。

日本でも一時期トルコアイスが流行りましたよね。トルコアイスはトルコ語で「ドンドルマ」と言います。

トルコアイスは粘り気があって伸びるのが特徴ですが、粘り気はサーレップという植物由来の食材により出るらしいです。今はサーレップの代わりにコーンスターチが使われることも多いらしいですが、MADOでは伝統的な作り方を守り、きちんとサーレップが使われて作られているとのことです。

甘いものが大好きな私は、イスタンブールに行く前に、絶対にMADOに行って本場のトルコアイスを食べたい！と思っていました。

２泊３日もあればいつかは行けるだろう、と思っていたのですが、夫は食事重視でデザートのためにカフェなんて別に行かなくてもいいと思っている人です。また私もランチをたくさん食べるとなかなかお腹がすかず、また夜は眠たくなり早くホテルに帰ってしまうなどして、２日目を終えても行くことができませんでした。もう行くのは無理かなと思いましたが、３日目の午後、空港に行く直前に何とか行くことができました。

私が行ったのはスルタンアフメット店です。スルタンアフメット駅の目の前にあります。

ちなみにここのお店に入ろうとしたら「Turkart Terrace Restaurant」のオーナーにまたしても遭遇しました。「ここ（MADO)は私のおじさんがやっているお店」とのこと。「何か買いたいものはあるか？」とか「あのお店は行ったか？」とか聞かれたり、色々教えてくれましたが、「もう時間がないのです」、と言ってお別れしました。

お店の入り口は狭めで、１階はテイクアウト用のアイスやお菓子があり、２階、３階にイートインの席があります。

メニューを見ると、トルコアイスだけでもとても多くのメニューがありました。フレーバーもたくさんあり、迷ってしまします。また、アイス以外のデザートや食事系のメニューもあり、食事をしているグループもいました。ファミレスみたいな感じです。

私はアイスとパクラヴァがセットになっているものを頼みました。美味しかったです！