私が初めて娘とヨーロッパに行ったとき、娘は当時4歳でした。
行き先は、スペインのサンセバスチャン、バルセロナ、そしてオーストリアのウィーンです。
今までに経験をしたことがない長時間の移動なので、事前に色々調べたりしながら当日を迎えました。
スケジュール
東京からサンセバスチャンまでの旅程です。
成田9:55時発(ルフトハンザ航空)*現在は同じ時間の運行はないようです。
フランクフルト14:40時着(現地時間)
フランクフルト16:00時発(ルフトハンザ航空)
ビルバオ18:05時着(サンセバスチャンまで車で移動)
サンセバスチャン20:00着(日本時間午前3時5分)
機内での過ごし方
成田からフランクフルトは、娘にとって初めての10時間越えのフライトでした。
一番避けたいのは他の方々のご迷惑になることでした。
もう泣いたりする年齢ではないのですが、退屈して騒いでは大変と思い、塗り絵を用意しておきました。
しかし、機内では退屈することもなく、塗り絵をしたり、映画を3本ほど見たり(しかも同じもの)、寝たりして、あっという間にフランクフルトに着いてしまいました。
フランクフルト空港での乗り継ぎ
サンセバスチャンになるべく早く着きたかったので、フランクフルトでの乗り継ぎ時間が1時間20分しかない便を選びました。
乗り継ぎ時間が1時間20分では短すぎるかもしれないと心配はしていました。
しかし、ANAのサイトで予約するとき、この旅程が表示されたので乗り継ぎ可能と判断したこと、またインターネットでフランクフルトでの乗り継ぎの情報収集をして、何とか間に合いそうと思ったのですが、やはりぎりぎりでした。
まず、飛行機自体は予定より早くフランクフルト空港についたものの、早すぎて搭乗ゲートが開いていない、とのことでしばらく待機。そしてなぜか予定よりも降機時間が遅れることに。
そして乗り継ぎの荷物検査は長蛇の列!
子連れということで優先的に通してくれましたが、荷物検査自体は厳格で時間をかけて行われていました。
入国審査のところですでに15:45になっていました。ビルバオ行きは16:00発です。
搭乗時間が迫っているから早く通してくれないか、とスタッフにお願いしてみましたが、「並んでください。」と言われてしまいました(確かに入国審査自体はスムーズに流れてそんなに時間はかかりませんでしたが)。
入国審査を終えて走り、搭乗口についたときは、すでに出発時刻になっていました。でも幸いにもビルバオ行きの飛行機が遅れていたので、無事に乗ることができました!
乗り継ぎ時間が1時間20分でも乗ることができましたが、ビルバオ行きが遅れていたことも運が良かったのかもしれません。
かなりひやひやしたので、フランクフルトでの乗り継ぎには2時間以上の余裕があったほうが安心なのは確かです。
ビルバオ空港からサンセバスチャンまで
ビルバオ空港からサンセバスチャンまでは、Suntransfers.comで車をお願いしていました。
体の大きな優しそうな運転手さんがビルバオ空港の出口で待っていてくれました。車は綺麗なベンツでした。
約1時間でサンセバスチャンに到着。
予約していたアパートメントホテルは、鍵を受け取る事務所と宿泊する部屋が離れた場所にあったので、まず事務所に寄ってもらい鍵を受け取ったあと、アパートメントまで送ってもらいました。
1箇所寄るごとにプラス10ユーロとなり、合計187.87ユーロでした。
とてもスムーズで、運転手さんは、チップも渡す時間がないほどさっと帰ってしまいました。無口なでしたが、感じのよい人でした。
大人はビルバオ空港からサンセバスチャンまでバスなどの公共交通機関でも大丈夫だったかもしれませんが、娘にはきつかったと思うので、娘のためには車を頼んでおいてよかったと思いました。
さいごに
サンセバスチャンのアパートメントホテルに着いた時点で、日本時間の深夜3時くらいでした。東京の家を朝5時半くらいにでたので、約20時間の旅ということになります。
娘は飛行機や車の中でも寝ていましたが、やはり疲れて、ホテルについてすぐ寝てしまいました。
でも、機内でぐずることもなく、フランクフルト空港でもダッシュしてくれ(汗)、無事ホテルに着いたときはホッとしました。