素人が富士山に登ってきた②〜購入したものとレンタルしたもの〜

前回に引き続き、今回も富士登山のお話です。

今回は、富士登山に使ったものをどのように調達したかについてお伝えしたいと思います。

と言いますのも・・・

登山グッズは、すべてイチから揃えようとすると、かなり高額になります。
(多分●十万は超えるのではないかと・・・)
私のように、次回はいつ登るのかも分からないような者にとって、そんな高額な投資はできません。。。

今は、いろんなグッズがレンタル出来たりと、お金をかけずに揃えることも可能です。
でも、これだけは、購入したほうがよかった!など感じることがありましたので、その辺りをまとめておきたいと思います。

購入してよかったもの

①靴

靴が合わないと平地だって辛いですよね。
富士山は、割と山道が整備されていると言われていますが、そうは言っても山です。もちろんゴツゴツした岩場もあります。下り道も、靴があっていないと、足に負担がかかり、爪が割れたり剥がれたりする事もあるとききました。

私は、登山グッズをたくさん扱っている石井スポーツと、モンベルで何足も履き比べをして、納得のいく靴を買いました。
試着に要した時間約3時間。。。
(私の足になかなか合う靴がなかったからなんですが。。。)

これだけ納得のいくものを探した甲斐があり、登山中に足が痛くなる事はありませんでした。

ちなみに、私が行った東京駅の大丸の石井スポーツは、とても丁寧にアドバイスをしてくれたのでオススメです。靴の選び方から、履き方、靴紐の締め方まで、時間をかけてしっかりアドバイスをして下さいました。

こちら。

②靴下

靴下は、靴とセットで試しばきをした上で購入したほうが良いと感じたからです。
靴のフィット感をうまく調整してくれるのが靴下です。厚さも様々なので、靴と足に合う靴下を選ぶ事をお勧めします。

③インナーシュラフ

山小屋では寝袋を使用しますが、うーん。やはり、誰が寝たか分からない寝袋に寝るのは少々抵抗が!という方はぜひ、この「インナーシュラフ」を持っていかれることをお勧めします。

寝袋の中にこのインナーシュラフをセットして、その中に寝れば、直接寝袋に触れずに済みますよ〜。

レンタルでもOKだけど、ちゃんとしたものを選ぶべきだと感じたもの

①レインウェア

今回の登山は、下山時に雨が降りました。それも結構強い雨。
レインウェアのありがたみをひしひしと感じました。

今回は、モンベルのレインダンサーというウェアをレンタルしました。

購入すると高いですよね。

これは、ゴアテックス素材なので、雨などの水分はしっかりはじき、汗など、レインウェア内で発生した水分はきちんと外に出してくれるので、服の中は快適。

この、「外からは水分を通さず、内側の水分は外に出す」という機能が登山では大変重要のようです。

内側の水分は、体を冷やす元となり、体を冷やすと低体温症という大変恐ろしい症状を引き起こすそうです。

低体温症は、最悪死に至るそうなので、絶対にならないように気をつけました。

あと、良いレインウェアだと、風も通しませんので、防寒着としても使えます。
富士山は、風も強い事が多いようで、実際私が登った日も強風が吹いていました。

②速乾性のあるシャツ

先ほども触れたように、低体温症にならない事はとても大事です。

登山中は思った以上に汗をかくので(寒くても)、直接肌に触れるシャツが汗で濡れると不快なのは勿論ですが、先程触れた低体温症を引き起こす恐れもあります。シャツが濡れた状態で、休憩などで体を動かさなくなると、一気に身体が冷えるそうです。

私も、登っていて身体がある程度動いている時は暑いくらいだったのですが、休憩で立ち止まったり、七合目手前では、人の渋滞が発生しており止むを得ず動きを止めなければならない事があり、そんな時は、動いていた時が嘘みたいに寒くなりました。

これで、シャツが濡れていたら相当寒いだろうと思ったので、汗をかいてもすぐに乾かしてくれる速乾性のシャツは必要だと思いました。

Amazonや楽天で探すと割と安く見つかりますし、ユニクロでも同様の機能のTシャツが売ってありますよ。

③ザックカバーや、防水のスタッフバッグ

先程も書きましたが、下山時はかなりの雨が降っていました。雨の中の登山ですと、ザックは雨にさらされる事になります。

雨にさらされると、ザックの中の荷物はびしょびしょに濡れてしまいます。

そこで活躍するのが、ザックカバーとスタッフバッグ。

ザックカバーは、その名の通りザックの外にかけるカバーです。
ザックを雨から守ります。

スタッフバッグは、ザックの中の荷物を入れる袋で、これがきちんとした防水のものであれば、中の荷物が濡れるのを防ぐことができます。

私のザックカバーは、母に借りたものだったので、かなり使い古され、防水機能はかなり低下していました。
実際、下山してカバーをはずすと、ザックはかなり濡れていました。
でも、ザックの中の荷物は、スタッフバッグで保護していたので、濡れる事はありませんでした。

もし、行きの登山中に雨がふり、きちんと防水をしていなかったが為に防寒着や着替えが全てぬれてしまっていたとしたら、恐ろしいです。

荷物を雨から守るためにも、きちんと防水効果のあるカバーやスタッフバッグを選ぶことをお勧めします。

ユニクロの商品にもお世話になりました!

本格的な登山グッズは高いけれど、ユニクロでも似たような機能を持つ製品を揃えることができます。

私は以下のものはユニクロで調達しましたが、全く問題なかったように思います。

デパートなどの登山グッズ売り場の価格のおおよそ半分から3分の1程度の価格で調達できます。

・防寒着として使うダウン→ユニクロのウルトラライトダウン

・速乾性Tシャツの予備(着替え)→ユニクロのドライEX クルーネックT

・インナー→ユニクロのエアリズムのブラトップとショーツ

・サポートタイツ→ユニクロのエアリズムパフォーマンスタイツ

・パーカー→ユニクロのポケッタブルパーカー(使わなかったのですが)

サポートタイツは賛否両論あるようです。

私はそれまで、サポートタイツを履いたことがなかったため、ユニクロのもので十分と感じましたが、本格的なものを使用したことがある方にとっては、ちょっと物足りないと聞きました。

私が使用したレンタルショップ

私が今回レインウェアなどをレンタルしたのはこちらです。

アウトドアギアレンタルそらのした
http://www.soranoshita.net

レンタル品は、出発の前日に自宅に届き、帰宅日の翌日までに使用した状態のまま、宅急便で返却できます。
また、富士山近辺にも店舗があるので、そちらでの返却も可能だそうです。

こういったシステムはどこのレンタル会社も同じかと思いますが、今回私がこのお店を選んだのは、信頼できる「モンベルのレインウェア」をレンタルできるというのが魅力的だったからです。

実際に、届いた品物もとても綺麗な状態でしたし、とても満足度の高いサービスだったと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

やはり、過酷な環境になるかもしれない登山ですので、しっかりと準備をすることはとても大切ですが、やはりその分、お金もかかるものです。

でも、レンタルを使ったり、代用品を使うことで、少しは価格を抑えて準備することも可能ですよ!

このページを見てくださった方が、納得のいく準備ができますように・・・・!

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