素人が富士山に登ってきた①〜雨の中の富士登山の服装と持ち物について〜

私は登山が趣味でもないので、山らしい山に登ったのは小学生の頃ではないかと思うくらい、普段山には興味がありませんが、先日富士山に登る機会があったので、登ってきました。

これから数回に分けてこの富士登山の経験をお伝えしたいと思います。

特に準備した事(服装や持ち物、それぞれの調達方法など)に焦点をあてて書いていきます。

筆者、30代半ば、女性です

事前トレーニング?もほぼなし。
登山経験もほぼなし。

そんなど素人の私ですが、八合目までは登ることができました。

勿論山頂を目指すつもりで登りましたが、悪天候のため、八合目で引き返さざるをえなくなったので、八合目までです。

富士登山のスケジュール

1日目

12時すぎ 五合目を出発

13時ごろ 休憩がてらお昼を食べる

17時30分頃 八合目到着

山小屋で一泊

19時 夕食

20時 就寝
(体は疲れているのに、ぜっんぜん眠れず)

2日目

5時半 起床

各自で朝食
(ほぼ食べられず)

6時 山小屋出発

9時 五合目に戻る

当初の予定では、二日目朝ご来光を見てから山頂を目指すというスケジュールでした。

しかし、この日は天気が悪く、山頂を目指すのも諦めて下山しました。

お天気がよければ、4時半起床、ご来光を見て6時に山小屋出発、お昼頃山頂に着き、お鉢巡りをして下山、というスケジュールでした。

これは、かなりのスローペース登山です。

標高が高い場所の空気の薄さに体を慣らすためにも、ゆっくり登るというのは鉄則のように思いますので、急がずゆっくり登れば、素人でも、登れると感じました。

素人が登るために準備したこと

服装について

私が準備したウエアはこんな感じです。

①ユニクロのエアリズムのインナー
②ルコックスポルティフの速乾Tシャツ(長袖・半袖)
③ユニクロのポケッタブルパーカー
④ナイキの冬用ランニングウエア(厚手のパーカー)
⑤ユニクロのウルトラライトダウン
⑥モンベルのレインウエア(レインダンサー)
⑦ユニクロのサポートタイツ
⑧ザ・ノースフェイスのロングパンツ
⑨泥除けスパッツ

◆五合目から六合目あたりまで
(天気 くもり時々雨、強風)

上:インナー・長袖シャツ・半袖シャツ・レインウェア
下:ユニクロのサポートタイツ・ノースフェイスのロングパンツ・レインウェア・泥除けスパッツ

五合目についた途端、雨と強風。あまりの寒さに長袖シャツとレインウェアを着ました。

◆六合目から七合目あたりまで
(天気 くもり)

上:インナー・長袖シャツ・半袖シャツ
下:ユニクロのサポートタイツ・ノースフェイスのロングパンツ・泥除けスパッツ

少し登るとすぐ暑くなります。雨も止んだのでレインウェアを脱ぎました。

◆七合目から八合目まで
(天気 くもり)

上:インナー・長袖シャツ・半袖シャツ・レインウェア
下:同じ

標高が高くなるにつれて、気温も下がります。レインウェアを着て防寒です。

◆山小屋で

上:インナー・長袖シャツ・半袖シャツ・フリースのようなもの(ナイキの冬用のランニングウェア)
下:同じ

山小屋は意外と冷えます。寝るときは寝袋がありますが、食事中などは、しっかり着込んで冷えないようにしました。

◆翌朝八合目
(天気 大雨)

上:インナー・長袖シャツ・半袖シャツ・フリースのようなもの・ユニクロのウルトラライトダウン・レインウェア
下:ユニクロのサポートタイツ・ノースフェイスのロングパンツ・レインウェア・泥除けスパッツ

早朝、大雨ということで最大限の防寒。でも、雨の中でも動いているとすぐ暑くなりました。

◆七合目あたりから五合目まで
(天気 雨)

上:インナー・長袖シャツ・半袖シャツ・レインウェア
下:同じ

防寒着らしい防寒着を着たのは、八合目からちょっとだけ。動いているとすぐ暑くなるのと、レインウェアが風を全然通さないので、これだけで、かなり防寒できました。

持っていったもの

✳︎マークは、使ったもの、あってよかったもの

・ザック✳︎

今回は40リットルのものを準備しました

・スティック✳︎

うまく使えば膝への負担を軽減出来るし、あったほうがよい。

・レインウェア ✳︎
絶対必要。雨の予報でなくても、山の天気は変わりやすいです。私たちが登った日も、二日目は晴れの予報でした。それがあんな土砂降り。。。

私が着用したものはこれです。

・ザックカバー、防水のスタッフバッグ ✳︎
雨から荷物をまもるため。必須です。ザックカバーは、防水スプレーしておくといいかも。

スタッフバッグ はこういうものです。

・ナイキの冬用ランニングウェア ✳︎
(フリースがわりに)

・ユニクロのウルトラライトダウン ✳︎

・ユニクロのポケッタブルパーカー
着なかった。シャツの上に着るつもりだったけど。

・着替え類
速乾性長袖シャツ
インナー・靴下 予備
今回は着替えなかったので使いませんでしたが、
汗や雨で濡れたりすることは十分考えられます。着替えは必須かと思います。

・ニット帽
ご来光を見るときは寒いかと思い持っていきましたが、風に飛ばされる可能性もあると指摘され、使いませんでした。

・サングラス ✳︎
日差し・土埃対策には必須
今回は日差しはなかったけど、風が強く、コンタクトをしていると土埃から目を守るために必須でした。

・ゴアテックスの帽子
360度ツバのある帽子です。

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感想(0件)


日差し対策には帽子は必須。
ただ、雨が降ったら、レインウェアの帽子をかぶればよいので、ゴアテックスである必要もないかも。
また、頭を上に上げようとすると後ろ側のツバが邪魔をし、思うように上をむけず、正直邪魔でした。
日焼け対策には360度ツバがある方がいいが、キャップタイプの方が動きやすいと思いました。

・日焼け止め/日焼け止めリップクリーム
今回は日差しがなかったのでいらなかったけど、山は紫外線が強いので必須です。

・ゴアテックスのグローブ
ゴアテックスでなくても、軍手で十分だった。

・軍手 ✳︎
ゴツゴツした岩場を登ったりするのて、素手では痛いです。滑り止めのついた軍手が必要。
寒さ対策にも何かしら手袋はあったほうが良いと思います。

・ヘッドランプ ✳︎
夜間登山しなくても、真っ暗な山小屋で使えます。

・インナーシュラフ ✳︎
寝袋の中にセットして使うシーツのようなものです。
誰が寝たか分からない山小屋の寝袋に直接寝ることに抵抗のある方はぜひお持ちください。

・メイク落とし・化粧水・乳液
ほぼノーメイクでいくので、落とさないのもアリかと。私は一応落としました。

・ファンデーション
翌朝、日焼け止めの上に少し塗りました。

・歯ブラシ
山小屋はお水が貴重、また、下水施設がないから、歯磨きが出来ないと聞いたのですが、私が泊まった山小屋では出来ましたので持って行ってた良かったです。

・コンタクトケース
山小屋で寝るときはコンタクトをはずしましたが、手をまともに洗えませんので、外さずに寝る方もいるとか・・・

・コンタクトレンズの予備
万が一に備えて。(目が見えない登山は悲惨だと思うので)

・ウェットティッシュ✳︎
山小屋ではお水で手が洗えません。必須。

・ボディシート、汗拭きシート
汗かかなかったので使わなかったけど、汗かいていたらあったほうが良いでしょう。

・頭痛薬/酸素缶 ✳︎
高山病対策に。
山小屋で頭痛が酷く、頭痛薬を飲みましたが、効きませんでした。。。

・絆創膏
万が一に備えて

・ゴミ袋 ✳︎
ゴミは全て持ち帰りです。

・水 500ミリペットボトル2本 ✳︎
これ以上は重い。山で調達がいいと思います。高いですが。因みに、歯を磨いたり手を洗ったりしたいなら、それも持参した水で洗います。
標高が上がるにつれ、お水の値段も上がりますが、重いものを持って行くより、小銭を持っていったほうがまだ良いかと思います。

・アメ、チョコ、カロリーメイト、バナナ、コンビニの高カロリーの菓子パン等 ✳︎
いつもは躊躇するハイカロリーなパンを、気兼ねなく食べられる良い機会♡

・小銭 ✳︎
山のお手洗いは基本的にはチップを払って使います。1回200円ほどで、お釣りは出ませんので、小銭は必須です。

次回は、持ち物をどのように調達したのかについて書きたいと思います。

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