【ギリシャ】半日子連れミコノス島観光

前回書いたとおり、ミコノス島にはお昼の12時ころ到着しました。次の日の朝9時の便でミコノス島を発つので、ミコノス島には丸1日もいることができませんでしたが、短い時間でもミコノス島を楽しんできました。

エーゲ海で海水浴

娘が海で泳ぎたい!というので、ミコノスタウンにあるビーチでまずは泳ぐことにしました。ミコノス島といえば、パラダイスビーチが有名ですが、そこに行くにはバスで20分程度かかるのとのことなので、あまり時間がない私たちはレトホテル前の小さなビーチに行きました。

遠浅ではなく、ちょっと沖の方へ行くと深くなっていそうだったので、子どもは少し怖いかもしれません。娘も泳ぐというよりは砂浜のほうで水遊びをするという感じでした。

若者のグループや、高齢のご夫婦などが海水浴を楽しんでいましたが、人は多くありませんでした。

ビーチにシャワーとトイレはありましたが、使用せずに、一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びました。

ミコノスタウンを散策

白と青のミコノスタウン。本当に素敵な街でした。

小さなお店が並んでいるので、ショッピングをしながら歩きました。

でも歩いていると方向が分からなくなって迷います。

トルコでも至る所でみたガラスの青い目のお守りは、ギリシャでもたくさん売ってありました。

シーバスが到着したあたりのレストランが並んでいるエリアに出て、リトルヴェニスと呼ばれる地域に向かって歩きます。

パラポルティアニ教会を外から見たり、有名なカトリミの風車を遠くから眺めたりしました。

またレストランが並んでいるエリアに戻り、「Gelarte」というジェラート屋さんがあったので、ジェラートを食べることにしました。

娘はコーン、私はカップで2色盛りにしたのですが、コーンにした娘はあっという間にジェラートが溶けて大変なことに!今までも夏のヨーロッパでジェラートを食べてきましたが、こんなに溶けるのは初めてでした。味は美味しかったです。

再び散策を再開して、次はミコノスタウンを登ってボニの風車を見に行くことにしました。

ボニの風車から眺めるミコノスタウンとエーゲ海は、ずっと眺めていたいほどとても綺麗でした。ここではかなりの強風でした。油断したら下に落ちてしまいそうなほど。子どもとは手を離さないようにお気をつけください。

夕食

7時くらいになったので、ホテルのオーナーに安くて美味しいと教えてもらったレストラン「Niko’s Taverna」へ向かいました。

7時とはいってもまだこちらの人たちにとっては夕食の時間には早いのでしょうね。予約はしていませんでしたが、席はたくさん空いていました。

食べたものは

ドルマーデス。これはぶどうの葉でひき肉と野菜を包んだギリシャ料理です。

お店の名前が付いたニコズサラダ。

魚介のからあげ。

そして、デザートにチョコレートムースとコーヒーをいただきました。

どれも美味しかったですし、スタッフのおじさんたちも陽気で親切で、今回の旅行の最後の夕食を楽しく過ごすことができました。

私たちは外の席に座ったのですが、やはり風がとても強かったので、上着があるとよいと思います。

私たちが帰る9時ごろは、満席になってたくさんのお客さんが立って順番を待っていました。

ホテルまでまたお店を見ながら帰ろうと思ったら、またしても迷ってしまったので、一旦海側に出てホテルに戻りました。

ミコノスタウンからミコノス島空港へ

翌日は、午前9時20分発アテネ行きの飛行機に乗ることになっていました。

ミコノス島のホテルは送迎があるところが多いですが、私が泊まったホテルは家族経営のこじんまりとしたペンションだったので、送迎はありませんでした。

チェックイン時に、ホテルのオーナーに空港までの行き方を聞くと、タクシーステーションでタクシーで行くのがよいとのこと。

「タクシーは予約しなくてもいい?」と聞くと、「どんどん来るから予約はいらないよ」とのことでした。

インターネットで調べると、ミコノス島内にはタクシーが20台くらいしかいないので、タクシーを捕まえるには至難の技だとか書いてあり、タクシーに乗れなくて飛行機を逃すのではないかと結構不安でした。

オーナーには6時半ころに出れば間に合うよ、と言われたのですが、心配で6時ころにホテルを出ました。

ホテルからタクシー乗り場までは歩いて10分弱でしたが、ミコノスタウンは坂と階段が多いので、重いスーツケースを持って階段を降りなければならないのは一苦労でした。

レトホテルの前を通り過ぎ、「Attica Bakeries」というパン屋さんを通り過ぎて、車の進入を禁止している遮断機みたいなものがあるところを過ぎると右手にタクシー乗り場があります。

タクシー乗り場に着くと、1台タクシーが止まっていてホッとしました。運転手さんに料金を聞くと、20ユーロと言われました。

インターネットによると、13ユーロとか15ユーロとか書いてあったのですが、現時点での料金が分からないので仕方ありません。ホテルのオーナーに料金を聞いておけばよかったと少し後悔しました。

タクシー乗り場を出て、約15分ほどでミコノス島空港に到着しました。

私たちが乗るオリンピック航空のカウンターは、7時半にならないと開かないということだったので、しばらく待たなければなりませんでした。

空港のロータリーには、タクシーが結構止まっていました。このタクシーが、空港とミコノスタウンのタクシー乗り場を往復しているのかもしれません。

7時半にカウンターが開いて、チェックインをして、荷物検査を受けると、すぐそこはもう搭乗口です。売店があり、飲み物、軽食を売っていましたが、ミコノス空港はとても小さい空港なので、搭乗時間まで特にすることはありませんでした。

遅れることも多いという飛行機でしたが、時間通りに出発し、アテネに到着しました。またエティハド航空に乗って、アブダビ経由で日本に帰りました。今回の旅行はこれで終わりです。

ミコノス島旅行におすすめの本

村上春樹氏の紀行文「ラオスにいったい何があるというんですか?」と「遠い太鼓」にはミコノス島が出てきます。

村上春樹氏は「ノルウェイの森」をミコノス島で執筆したそうです。私は村上氏の小説では「ノルウェイの森」が一番好きなので、その小説が執筆されたところということでワクワクしながら行きました。

村上氏ゆかりの場所などは全く立ち寄っていませんが、「ラオス〜」には村上氏が立ち寄ったバーもいくつか紹介されていますので、そういう場所に行ってみるのも楽しいと思います。

両方ともおもしろかったので、ミコノス島に行く前に読むと気分が上がると思います。

 

さいごに

丸1日もいられなかったミコノス島ですが、小さな島ですので町歩き自体は半日あればだいたい回れます。

白い建物と青い塗装がとても綺麗な島で、本当に絵葉書の中にいるようでした。

ミコノス島のビーチでゆったりしながら数日間過ごしてみたかったのもたしかですが、丸1日弱でも満足はできました。

また行くことができるかは分かりませんが、エーゲ海の他の島にも行ってみたいと思うようになりました。

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