てつおが生後7か月の時に、沖縄旅行に行きました。
この沖縄旅行は、てつおにとって、帰省以外での初めての飛行機、初めてのホテルの宿泊、そして、私の友人達との旅行、つまり初めての家族以外との旅行と、初めてづくしの旅でした。
色々心配はありましたが、一番の悩みのタネがてつおの食事。
ホテルに宿泊なので、キッチンなどはありませんので、基本的には市販のベビーフードを持参することになります。でも、てつおはベビーフードをあまり食べません。また、友人との旅行ですので、ある程度スケジュールが決まっている中で、どのタイミングで、どこで授乳をするか。
今回は宿泊先での離乳食をどうしたか、私なりに工夫した点、それから宿泊したホテルも素敵でしたので、ホテルについても書きたいと思います。
①てつおの食事・授乳について
当時てつおは二回食でした。今回は二泊三日の旅でしたので、合計6回の離乳食です。
てつおは普段から市販のベビーフードをあまり食べてくれなかったので、食べてくれるかどうかも含めてとても悩みました。
朝食は、ブッフェなので、少しは食べられるものがあるかと思いましたが、7か月ですので、まだまだ食べられるものが限られています。ですので、離乳食は全食(6食分)持って行くことにしました。
離乳食は一度開封したらそれを翌日や次の離乳食に持ち越すことはできません。でも、食べ慣れていないものですと、一口食べて一切食べない、でもお腹は空いているから何か食べたいから別の離乳食を開ける(始めに開けたものは無駄になる)といった状態はあり得ることなので、ぴったり6食分ではなく、少し多めに持って行きました。
そして、市販のベビーフードを好まないてつおに何とか食べさせるためにどうしたら良いか、考えた結果が以下の2つの方法です。
(1)温める!
冷たい離乳食より、やはり少し温めてあげたほうがまだ食べてくれていたので、離乳食の容器がすっぽり入るタッパーを持って行きました。
たいていのホテルの部屋は電子ケトルがありますので、それでお湯を沸かし、タッパーで湯せんのようにして離乳食を温めました。
この地味な作業が意外と効いたようで、冷たい状態で食べさせるよりは食べてくれました。
ただし、1日目の朝や最終日の夕方は空港で食べさせることになりましたので、温めることはできませんので、なるべく温めなくても食べられそうなものを選びました。
(2)混ぜる!
市販の離乳食をそのまま食べさせるよりも、少し手を加えてあげる方が食べるかと思い、きな粉や野菜のフレーク・フリーズドライの野菜を持って行き、シンプルなおかゆやバナナに混ぜたりもしてみました。
野菜フレークやフリーズドライの野菜はは赤ちゃん本舗などに行くといろんな種類が売ってあります。私はその中でもニンジンフレークとフリーズドライのほうれん草を持って行きました。
結局、てつおはこれらの野菜をあまり好きではなかったのが残念でしたが、旅先でどうしても不足しがちな野菜を補うことができるので、食べてくれたらとても重宝すると思います。
また、きな粉は家庭でもよく食べていましたし、軽くて常温で日持ちもしますので、旅行にはとても便利だと思います。バナナはどこでも手に入りやすいので、現地でバナナを調達し、つぶしたものに混ぜて食べさせました。これは、ベビーフードを食べない時にとても役立ちました。主食とたんぱく質が一度に摂取できます。
バンコクに行った時にも思ったことですが、やはり旅行に行くため時には、食べ慣れている離乳食があるととても便利です。食べ慣れているものがあると、多めに持って行く必要も無いと思います。
この時は、何食か食べないものがあったので、少し多めに持って行って良かったですよ。
旅行の予定がたったら、まずは市販の離乳食を食べ慣れさせることをお勧めします。
授乳は、あらかじめどこに授乳室があるかを確認しておきました。今回訪れた首里城や美ら海水族館は授乳室がありました。
(首里城はネットの情報ではよくわからなかったので、事前に電話をして聞いておきました。)
首里城では授乳はしませんでしたが、美ら海水族館は、広い授乳室がありました。
今回は、ほとんどがレンタカーでの移動でしたので、困った時は車の中で授乳をしました。
②宿泊したホテルについて。
宿泊したのは、名護市にあるザ・ブセナテラス
那覇空港から車で約1時間半ほどのところにあります。
車に乗っている時間は長いのですが、車内で授乳したり、程よい揺れが気持ち良いみたいで、寝てくれる時間も長かったので、移動は飛行機と比べるととても楽でした。
そしてこのブセナテラスがとても素敵でした!
事前に赤ちゃん連れであることをホテルに伝えてあったので、こんな可愛いベビーベッドが用意してありました。
ホテルのベッドって高さも高いですし、コロコロ転がる赤ちゃんが落ちない心配ですよね。かといって、孤立しているベビーベッドですと、普段は添い寝をしているので、赤ちゃんも不安でなかなか寝付けない・・・このベッドなら、添い寝のようにして寝ながら、落ちる心配もありません。
てつおもとてもご機嫌でした。
敷地はとっても広く、また、ホテルを出るとすぐにビーチもありますので、ちょっと散歩をするのにもとても気持ちが良かったです。
お天気にあまり恵まれなかったのが残念でした。
離乳食がある旅行はやはり大変ですが、それでもきちんと準備をすれば乗り切ることができると思います。少し野菜不足が気になる旅でしたが、それは帰宅して挽回することとしました。