先日4歳のてつおと2人、フィリピンのセブ島に親子留学に行ってきました。
その時のことはこちらの記事で。
今回は、セブ島でも大活躍したGrabについて、Grabって何?Grabって安全なの?という疑問に私の視点からお答えしたいと思います。
Grabって何だ?
Grabとは、
グラブ(英: GrabTaxi Holdings Pte Ltd)は、シンガポールミッドビュー・シティに拠点を置く配車アプリ運営企業である。マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、カンボジアで自家用車向けGrabCar、オートバイ向けGrabBike、相乗りサービスGrabHitch、配送サービスGrabExpressおよび決済サービスGrabPayを提供している。
ウィキペディアより
要は、配車アプリです。日本では配車アプリ自体が普及していないので、イメージがつきにくいかもしれないですが、あらかじめインストールしたGrabのアプリで、
「私ここにいます」「これからここに行きたいんです」
って指定すると、
「私が今近くにいるから迎えに行くね!」「ここから目的地までは○○円だよ」
って教えてくれて、その車が迎えに来てくれる、という仕組みです。
日本のタクシーアプリとの大きな違いは、タクシーはもちろん、タクシーではない普通の車も手配することができるという点です。
Grabは、車を持った人で、ある一定の条件をクリアすれば、誰でもドライバーとして登録が可能なので、タクシー以外の車でも手配可能というわけです。
Grabって安全なの?
なんだか、ここまで読むとそう思いますよね。
私はインドネシアでもGrab を使いましたが、今回セブ島で使ってみて改めて感じたのは
安全だったし、何よりも便利だった!
という事です。
Grabはぼったくりがない
海外でタクシーに乗る時の一番の懸念はぼったくりではないでしょうか。
Grabの場合、配車するときに、料金が決まり、それが登録したクレジットカードから引き落とすことが出来ます。
(現金で支払うことも可能ですが、クレジットカードの登録をしておくとより便利だと思います)
車内にメーターもないですし、現金でのやり取りも発生しません。
だから、「メーター動いてなくてぼったくられた」とか「小銭がないからおつりをくれなかった」とか、そんな心配がありません。
また、Grabの運転手さんは、かならずGrabのアプリを起動させ、目的地までの地図を表示させながら運転しています。
なので、「迷った!」とか、「迷ったふりして、遠回りしてぼったくる!」とかいう事もありません。
言葉が通じなくてもOK
海外でタクシーに乗るときに「行き先が伝わるかしら?」ということも懸念点になりますね。東南アジアのタクシーのドライバーさんは英語があまり通じないこともあります。(第二公用語が英語のフィリピンでもそうでした。)
Grabの場合は、行き先がすでにアプリを通じて伝わっていますので、改めて伝える必要はありません。
道中、「あっちいって」とか「ここを左」とかそんな小難しい道案内をする必要もありません。
Grabのドライバーは常に評価されている
Grabの車を降りたら、乗客がドライバーを評価します。
その評価は、私たちが配車するときに見ることができます。
だから、評価の低いドライバーには乗らなければいいのです。
評価する際に、5段階で評価するだけでなく、少しチップを加えることなんかも出来るんです。なので、ドライバーさんたちは、評価が直接収入に関わりますから、自ら評価を下げるようなことはしないでしょう。
(余談ですが、乗客も評価されているようですのよ。)
Grabの車は綺麗な車が多い
冒頭で、車を持っていて、一定の条件をクリアすれば、誰でもドライバーとして登録できる、とお伝えしましたが、その条件の一つが、車のクオリティだそうです。
車がある程度新しいものでないと、Grabの車として登録ができないそうなので、エアコンが効かないオンボロ車が来る、なんてこともほとんどないようですね。
私が乗った車も、とても綺麗な車で、エアコンも効いて快適でした!
CebuでGrabが役に立った理由
私は今回のセブの滞在中、Grabを3回使いました。
寮から近くのモールへの行き帰り、それから、HOWDY での滞在を終えて、シャングリ・ラ・マクタン・リゾート&スパへの移動です。
寮の近くは流しのタクシーはなかなか見つかりませんでした。当然ですが、セブはとっても暑いです。暑い中、タクシーが来るのを炎天下の下待つのも大変です。小さな子供を連れているならなおさらです。
その点、Grabは、寮の目の前まで来てくれますので、到着するまで、エアコンの効いた室内で待機でき快適です。
手配した車は、アプリ上の地図に常に位置情報が表示されるので、あとどれくらいで到着するのかもすぐにわかります。
また、寮の近くのモールからの帰りもGrabが役に立ちました。それは、タクシー乗り場が大混雑していたからと、HOWDYの場所が説明しづらかったからです。
タクシー乗り場が混雑していると、暑い中列に並んで待たなければなりません。でも、Grabなら、涼しいショッピングセンターの中で車の到着まで時間を潰して、到着の合図とともに外に出ればOKです。
これは、HOWDYならではのことですが、HOWDYの場所が少し分かりにくいんです。HOWDYといっても通じませんし、なかなか説明するのが難しそうなので、これを英語が通じるかどうかわからないタクシーのドライバーさんに伝えるのは一苦労だったと思います。
Grabだったら、行き先を説明する必要がないので、とても気楽でしたよ。
日本でやっておきたいこと
日本にいるときにやっておきたいのは、Grabのアプリのダウンロードです。
Wifiがつながる環境でダウンロードしておきましょう。
ダウンロードして、名前やメールアドレスを登録すれば、とりあえずはそれでOKです。
クレジットカードの情報は、Grabが使える国でないと登録できないので、現地に行ってから登録します。
ここまで出来れば、後は行き先を指定して車を呼ぶだけです!
まとめ
日本では馴染みのない配車アプリのGrabは、東南アジアではごく日常的に使われているツールのようで、普及するだけあってとても便利だと感じました。それは観光客にとっても同じです。
セブに行くときは、ぜひGrabの利便性をお試しくださいね〜!
(Grabは、私の経験上は安全でしたが、日本でない場所で他人の車に乗るという事実は変わりませんので、自分の身は自分で守る!という意識は常に持ちましょうね)