初めての子連れ国際線。
考えただけでもドキドキしてしまいますね。
てつおの初めての国際線は、東京からバンコクまで約7時間のフライト、当時は生後8ヶ月でした。
どうやったらてつおの機嫌を損ねず、周りに迷惑をかけず、そして自分自身も快適に乗り切れるだろうか。
(1)てつおの機嫌を損ねないために→できる範囲で普段と同じような環境を用意する
(2)周りに迷惑をかけないために→クズリ対策をする
(3)自分自身が快適に過ごすために→準備を万端にし慌てずどっしり構える
今回は、上記3つのポイントで、初めての子連れ国際線フライトを乗り切るための機内持ち込み荷物についてまとめたいと思います。
(1)てつおの機嫌を損ねないために
・おむつ、おしりふき、おむつ替えシート
これがなくては始まりませんね。
おむつは事前のリクエストでもらえますが、やはり、普段と同じ環境を用意するためには、使い慣れたものを用意する方が安心です。
また、機内のおむつ替え台は、冷たーい固ーいただの板。。。こんなおむつ替え台で普段からおむつを替えている方はあまりいらっしゃらないと思います。
少しでも普段と同じような環境にするべく少し厚めのおむつ替えシートがあると良いと思います。なければ、おむつ替えシートを2枚引くとか、薄手のブランケットのようなものを重ねたりすると良いと思います。
・着替え1セット
何が漏れるか、何をこぼすか、何を吐き出すかわかりません。。
普段は洋服が汚れたらすぐに着替えますよね。機内でも同じように対処できるようにした方が安心だと思い、多少かさばりますが持って行きました。
(結局使いませんでしたが。)
・離乳食、飲み物、おやつ、お食事エプロン、スプーンなど
これらもポイントは「食べ慣れたもの・使い慣れたもの」です。
当時てつおは離乳食を1日2回食べていたので、一回分の離乳食を持ち込みました。
当然市販のベビーフードを持って行きましたが、実は鉄は市販のベビーフードが苦手でした。普段からあまり食べさせていなかったのですが、旅行が決まってから少しずついろんな種類のものを食べ慣れさせればよかったと後悔しました。
ちなみに機内でも、事前のリクエストでベビーミールをもらえます。(可愛いケースに入ったエプロン付き)この時はキューピーのベビーフードをもらいましたが、何の種類のものがもらえるかは事前にはわかりません。まったく食べたことのないものや受け付けないものである可能性もありますので、ベビーフードは事前に自分で選んで持ち込んだ方が良いと思います。
また、お食事エプロンも、使い捨てのものがかさばらず機内ですてられるのでとても便利なのですが、てつおはこちらも使い慣れていなかったので、普段使っているものを持って行きました。
・お気に入りのおもちゃ、絵本
慣れ親しんだおもちゃは最強だと思います。安心するのですね。
おもちゃはヒモをつけて、落としにくいようにしました。
(2)周りに迷惑をかけないために
・エルゴ(抱っこ紐)
てつおは普段からぐずぐずした時はエルゴに入れて揺らしていました。かさばるけど、この時期は持ちこんで大正解。ぐずった時、エルゴに入れて揺らすとすぐ眠りについてくれたので、周りへの迷惑を最小限にとどめるには大変役に立ちました。
・授乳ケープ
席を立てない時はおっぱい最強ですね。ぐずぐずしてきたら、とりあえずは授乳ケープを装着して授乳。離着陸時の耳抜きにも授乳は効くと聞いたことがあります。(てつおは気圧の変化で耳に違和感を感じている様子が全くないので、効果はよく分かりません)
てつおは母乳で育てていたので、哺乳瓶やミルクを持ち込まずに済んだのは助かりました。
・目新しいおもちゃ
ちょっとご機嫌が悪い時に大活躍。
(3)自分自身が快適に過ごすために
・匂いが漏れないビニール袋、大きめのジップロック(うんちが漏れた時のために、重層を入れれたものを一つ準備しておくといいそうです)
この時は、汚れたおむつは、機内のエチケット袋に入れ、キャビンアテンダントの方が回収してくださいましたが、そうでない場合もあるかもしれません。トイレに捨てるのも気が引けますので、持ち帰ることも考えた上で、なるべく自分が不快にならないように、このようなものがあると良いです。
重曹入りのジップロックにウンチが付着した洋服を入れて重曹をまぶしておくと、洗う時に楽だそうです。
・タオル
すぐ取り出せる位置に。
・ウェットティッシュ(ノンアルコールタイプとアルコールタイプ)、ティッシュ
普段はノンアルコールタイプを使っていましたが、離乳食を食べながら色々な所を触るので、事前に身の回りを消毒したり、食後に汚れたエプロンを拭いたりするのにアルコールタイプもあると便利です。ただし、かさばるので機内に持ち込むのは小さいので十分です。
・ゴミ用ビニール袋
ゴミはよく出るのでシートポケットにあらかじめ用意しておくと楽。
・筆記用具
入国カードを書くのに使います。機内で書いてしまいたいので、忘れるとイタイです。
・勿論貴重品類
ちなみに、今回の座席はバシネットが設置できる席、つまり、前の座席がない、ということは、荷物が足元に置けないのです。
これは非常に困りました。わずかなシートポケットの隙間に入るもの以外は、シートベルトサインが点灯している間は頭上の物入れに収納しなければなりませんでした。
ただ、安定飛行になれば、多少足元に置いたり、バシネットの上に置いたりできますので、離着陸時は本当に必要なものを厳選してシートポケットに入れておきました。
私は、授乳ケープとタオル、お気に入りのおもちゃ以外は頭上の物入れにしまいました。必要なものをだけをまとめて入れておける少し小さめのバックがあると便利です。
私はこんな荷物で約7時間のフライトを無事乗り切りました。
てつおはあまりぐずることもなく、また、周りへの迷惑も最小限にとどめることができた結果、私自身も快適?とまでは言えないですが、ストレスを最小限にできたフライトだったと思います。近くに座っていたおじさまに「いい子だったね」と最高の褒め言葉を頂戴しました。
エプロンは帰国してから使いました。可愛いですよね。