こんにちは。
台湾は、日本から近くて人気の旅行先ですよね。
私も台湾が大好きです。
旅行に行く前に、台湾ではどこに行こうか情報収集される方がほとんどだと思います。
私は台湾にはまった後、インターネットでの情報収集のほかに、図書館で「台湾」と検索し、できるだけ借りて読む、ということをしていました。
なので、結構マニアックな本まで読んだと思います。
今回は、私が読んでよかった!と思う台湾関係の本をご紹介します。
ayacoさん「台湾のたびしおり」
わざわざご紹介するまでもないほど有名な本だと思います。
私は、「台湾のたびしおり」を読んで以来気に入り、ayacoさん本がでるたびに全部買い揃えています。
私がayacoさんの本のここいいな、と思うのは、
- 字が多くて読みごたえがあるので(写真もいっぱい載っています)、台湾に行く飛行機の中などで読むのにもってこいであること。
- 食べたいもの、買いたいもの、行ってみたいところ、試したいことが必ず見つかること。
- 情報がいっぱいのっていること。
特に、ツアーではなく自力で旅行したい!と思う方にはぴったりの本です。
「台湾のたびしおり」にはayacoさん流たびのしおり(たびしおり)の作り方も紹介されていますが、私は全くまめでないので作りません(本に付箋を貼るか地図に行きたいところをチェックするくらいです)。。。
ayacoさんの台湾関係の本で今まで出ているのは以下の4冊です。
「台湾のたびしおり」
「もっと!台湾のたびしおり」
「旅をまるごと持ち帰る!ayacoの台湾みやげ話」
「ayacoの台湾あいうえお」
まだ読んだことがない方で近々台湾に行くという方はぜひ読んでみてください!
一青妙さんの「私の箱子」
一青妙さんは、お父さんが台湾人のエッセイスト、歯科医師などのマルチな方で、歌手の一青窈さんのお姉さんです。
お父さんは、台湾北部の基隆の有名な財閥一族のご出身だそうです。
私は「私の箱子」というエッセイを読んで、とても気に入り、次のエッセイを心待ちにするようになりました。
この本には、台湾と日本で育った一青妙さんとご家族の思い出などが書かれています。
「ママ、ごはんまだ?」は早く亡くなったお母さんのお料理などについて書かれています。
映画化されているようで、DVDが出ているので、ぜひ見てみたいです。
また、旅行エッセイも書かれています。
「わたしの台湾・東海岸「もう一つの台湾」をめぐる旅」を読んで、まだ私が行っていない花蓮に行きたくなりました。
蔡焜燦(さいこんさん)さんの「台湾人と日本精神」(小学館文庫)
ちょっとマニアックかもしれませんが、私はこの本を読んで、台湾の見方がとても変わりました。
蔡さんは、1927年生まれで、日本が台湾を支配していた時代に日本の教育を受けた方です。
残念ながら昨年お亡くなりになられました。心よりご冥福をお祈りいたします。
よく考えると、私たちは学校では台湾についてあまり習っていないと思います。
私が台湾について学校で習ったことといえば、日清戦争後の下関条約によって日本に割譲された、ことくらいかもしれません。
それでも、私は祖父母が台湾が好きだった影響で、自分としては台湾に興味を持っていると思っていました。
しかし、日本の領土の一部になり、そして日本が戦争で負けて日本ではなくなったという歴史に翻弄されてきた台湾の方々の日本に対する思いを、この本を読んで初めて知りました。
台湾に行った際に、高齢の男性に日本人のような日本語で(日本が支配していた時代に教育を受けているので)話しかけられたときは、蔡さんのことを思い出してしまいました。
台湾は、蔡英文さんが大統領になるなど変化が訪れていますが、台湾と国交を結ぶ国が減少するなど国際的に難しい状況にあります。今後も大好きな台湾に思いを寄せ続けたいと思います。
蔡焜燦さんは司馬遼太郎氏の台湾紀行に「老台北」として登場されています。台湾紀行もおすすめの本ですので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
さいごに
昨日、台湾在住の片倉佳史・真理さんの「台湾探見」という本が出ているのを見つけました。
昨日は時間がなく買うことができなかったのですが、近いうちに読んでみたいと思います。
また台湾旅行におすすめの本を見つけたらアップしたいと思います。