前回お伝えしたとおり、お友達に会うためにラオスの首都ヴィエンチャンに行き、お友達に会う前に1人でヴィエンチャン市内を観光しました。
滞在したホテル、クラウンプラザ宿泊記についてはこちらです。
今回は、ヴィエンチャン市内のどのようなところを回ったのかについてお伝えしたいと思います。
タートルアン
ヴィエンチャンで一番有名なお寺です。
ホテルからは遠くて歩いて行くのは難しかったですが、行ってよかった!と思える素晴らしいお寺でした。
タラートサオ前のLane Xang通りにあるバス停でバスのルートを見ていたら、タートルアンを通るバスがあることがわかったのですが、ちょうどよい時間のバスがありませんでした。できるだけ早く行きたかったので、バスは諦めトゥクトゥクで行くことにしました。トゥクトゥクはいたるところに止まっているので、行き先を伝えて値段交渉をして乗ります。
お寺の入場料は10000キープ(約135円)でした。
私は膝丈スカートだったので、お寺に入るときに、入場門横に置いてある布を腰に巻いてロングスカートのようにしなければなりませんでした。布は無料で借りることができます。
青空に黄金の塔が映えてとても綺麗です!
人も少なく、ゆっくり観光できました。
タートルアンの隣のお寺(That Luang Tai Temple)
タートルアンの隣に、涅槃像ととても派手なお寺がありました。
天井や壁の絵を見ているだけでも楽しいです。きっと仏教の物語が描かれているのだと思います。
お寺の中は涼しいのでしょうね。↓冷たい床の上に犬が寝ていたりしました。
ちなみにタートルアンで借りた腰に巻く布は、こちらのお寺も回ってから返しに行きました。
パトゥーサイ
ラオスの凱旋門です。
私が泊まっていたクラウンプラザからは徒歩で30分くらいかかりましたので、暑い中歩くのはちょっと、という方はトゥクトゥクで行ったほうがよいです。
ぜひ塔の上まで登ってみましょう。塔に登る場合のみ入場料が必要で、私が行ったときは3000キープでした。
上に登って景色を見ると、、、確かに凱旋門から見たパリのシャンゼリゼ通りみたいです。通りの突き当たりは大統領宮殿です。
ワット・ホーパケオ
パトゥーサイからパリでいうとシャンゼリゼ通りにあたるLane Xang通りをプラプラ歩いて行きました。お寺まで徒歩20分くらいでした。
バンコクのワットプラケーオにあるエメラルド仏が以前いたところだそうです。
入場料は10000キープでした。
お寺の中で寄付をしてお花と線香をもらい、お祈りをしました。
お寺はこじんまりとしていて、手入れがされた綺麗な庭園という感じです。
ワット・シーサケット
ワット・ホーパケオの向かいにある、ヴィエンチャン最古のお寺です。
入場料は10000キープでした。
ワットホーパケオよりは広く、たくさんの仏像がありました。
入り口で売っていたポストカードとマグネットが可愛くて、買ってしまいました。
左のマグネットが20000キープ、右のポストカードが15000キープでした。
タラートサオショッピングモール
Lane Xang通りにあるヴィエンチャンの老舗ショッピングセンターです。
パトゥーサイとワットシーサケットの間にあります。
洋服、靴、鞄や金のお店などが入っていました。タイの市場で見かけるのと同じような感じで、結局何も買わずに出てきました。
最初はタラートサオ内の銀行で両替をしようと思って行ったのですが、午前9時すぎに行くと銀行はすでにオープンしていたものの、両替は10時からしかできないと言われました。
タラートサオからパトゥーサイ側に少し歩いたところに両替商がたくさん並んでいたので、そこで両替をしました。タラートサオ内の銀行よりもレートがよかったです。
Benoni Cafe
ナンプ広場のほぼ向かいにあるオシャレなカフェです。ネットで調べると評判が良く、ちょうどワットシーサケットから徒歩3分くらいで行きやすかったのでこちらで休憩することにしました。
カフェオレとアップルクランブルをいただきました。1階と2階があって、私は1階でカフェラテを注文して2階に持ってきていただいたのですが(ケーキだけはあとで2階で注文しました)、2階にもメニューがあって注文できたので1階で注文する必要はありませんでした。
Wifiも使え、エアコンがきいていて涼しく、店員さんも親切でした。
Home Ideal
クラウンプラザから徒歩約15分のところにあるスーパーマーケットに、お土産を買うために立ち寄りました。
食品、日用品はだいたい何でも売ってありそうでした。
私はお土産にビール(ビアラオ)、アップルサイダー、レモングラスの石鹸、コーヒーを買いました(コーヒーは良くみると台湾の会社が作っているものでした)。レモングラスの石鹸はいい匂いで気に入りましたし、アップルサイダーもおいしかったです。
ラオス関係の本
今回ラオスに行くにあたっては、中公新書から出版されている青山利勝著「ラオスーインドシナ緩衝国家の肖像」を読みました。
買いたかったのですが、今は絶版なのか新品はなく、中古はとても高かったので、図書館で借りて読みました。
フランスの植民地となった経験や、社会主義国家となりソ連から影響を受けたことなど、隣国タイとは全く異なる歴史が分かりやすく書いてあり、興味深く読みました。
一方、この本を読むとラオスという国が不安定で危険なイメージを持つかもしれませんが、この本が出版されたのは今から20年以上前の1995年ですし、私がルアンパバーンとヴィエンチャンに滞在した限りではそのようなイメージは持ちませんでした。
ラオスについてはあまり知っていることがなかったので、ラオスを理解するにはとてもよい本でした。
さいごに
博物館が休館中で見学ができなかったのが残念だったことと、ライトアップされたタートルアンとパトゥーサイを見てみたかったという後悔はありますが、楽しい1日でした。
ラオスは空気がゆったりしていて、人々も穏やかで、行くたびに魅了されます。
また行く機会があるといいな、と思います。