台風が本州を直撃した3連休、私は神戸の友人を訪ねる予定でした。
そのため、12日羽田→伊丹、14日伊丹→羽田の全日空便をマイレージを使って特典航空券で予約していたのですが、12日は欠航となりました。
12日はとても外に出られる感じではありませんでしたが、台風が過ぎ去った13日は快晴でした。神戸は、台風の被害はほぼなかったとのことでしたので、始発から通常運行しているという新幹線で行くことにしました。ちなみに、13日も伊丹行きの飛行機は欠航だったので、他の便への振り替えもできませんでした。
新幹線の予約
とはいえ、12日は新幹線も運休だったので、13日の新幹線は大混雑かもしれない思い、EXアプリで指定席を予約しておきました。
私はビューカードを持っていないので、お得な料金で切符が買えるエスクプレス予約は利用できませんが、スマートEXの会員になっていて、新幹線を利用するときはEXアプリで予約しています。
直前まで時間の変更ができるので、便利です。
ただ、例えば娘の分と一緒に予約するときなど複数人の予約をするときは、切符を発券しなければならず、それをJR東海の窓口(東京駅だと八重洲口側にあります)かそこの券売機で発券しなければならないのが、最初は面倒だったのですが、ようやく慣れました。
スムーズに東京駅に到着したので、アプリから予約していた新幹線より早く出発する新幹線に予約を変更して、券売機で発券しました。このとき、スマートEXのパスワードが必要なので控えておきましょう。窓口で発券する場合は、購入時に利用したクレジットカードが必要になります。
伊丹空港での(プチ)トラブル
ここからが本題です。
今回の羽田⇄伊丹便は、行きが欠航、帰りは定刻通りの運行でした。
私の航空券は特典航空券、娘の航空券は通常購入したものでした。
私と娘はスキップ可能(保安検査場に直行できる)だったので、出発の約1週間前には、スマホのウォレットに娘の航空券を入れていました。私はANAカードで保安検査場を通過する予定でした。
その後、欠航が決まり、娘の行きの航空券は、神戸に向かう新幹線の中で、ANAアプリから払い戻し手続を行いました。
私の行き分の特典航空券の払い戻し手続は、ウェブからは手続できないようだったので、旅行が終わったら手続をしようと思い、伊丹で乗る時点では何もしていませんでした。ANAから欠航のお知らせメールが来た時に、悪天候などが理由の場合は、出発予定日から10日以内に払戻手続をすればよいとのことだったので、急いで手続きをしなくても大丈夫かなと思ったのです。
そして当日、娘はスマホのウォレットにいれたQRコード付き航空券、私はANAカードで保安検査場を通過しようと思ったら、2人とも「予約が確認できません」という表示が出てしまいました。
娘の分は、再度ANAのホームページにログインして、QRコードを取得すれば解決できました。ウォレットに入れていた払い戻し前のQRコードではダメで、予約変更後(払い戻し後)に新たにQRコードを取得しなければならないようです。
私の分はカウンターで手続が必要でした。ANAのスタッフに、行きの便は欠航だったので乗っていない旨を伝えると、何かの手続きをしてくださったのか、紙の航空券を出してくれ、このチケットで乗ってくださいとのことでした。
スキップの場合はあまり早く行かなくていいと思っていたのですが、保安検査場は混んでいて、搭乗時間に間に合うか少し焦りました。やはり少しは余裕を持って行った方が安心です。
欠航分特典航空券のマイルの払い戻し手続
旅行後、欠航となった行き分のマイルの払い戻しをお願いするため、ANAカードの裏に書いてあるANAカードデスクに電話しました。
休日でも電話は繋がりましたが、やはり混んでいました。
私の場合は、往復の特典航空券に利用した12000マイルの半分の6000マイルが、1週間から10日ほどで戻ってくるとのことでした。
この時にオペレーターに確認してみましたが、この手続はANAのウェブ上ではできず、電話するしかないそうです。
ライフタイムマイルの加算
ANAにはライフタイムマイルというのがあって、ANAのマイレージクラブに入会後、搭乗ごとにライフタイムマイルがたまり、それが一定以上のライフタイムマイル数になると上級顧客となることができるミリオンマイラープログラムがあります。
詳細はこちらです。↓
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/premium/millionmiler-program/
ミリオンマイラーになるために必要なライフタイムマイル数は、ANA便のみだと50万マイルから、提携航空会社便も合わせた場合だと100万マイルからと、飛行機での出張が多い方でもない限り到達するのはかなり難しいです。でも、貯まることもあるかもしれないので、貯められるものは貯めましょう!
このライフタイムマイルは、普通のマイルと違って、特典航空券を利用した場合も貯まります。
今回の娘のように、航空券を購入した場合は、お客様番号さえ登録していれば自動的に貯まるのですが、特典航空券を利用した搭乗の場合は、別に手続をしなくては貯まりません。
手続は、電話か、ホームページのマイルの事後登録手続を行うのが簡単です。
今回私は、ANAカードデスクに、マイルの払い戻し手続のために電話をしたので、その際にライフタイムマイルを積算するようお願いすれば早かったのですが、すっかり忘れてしまいました。
なので、ホームページ上からマイルの事後登録手続をしました。その場ですぐ反映され、積算マイルは0ですが、ライフタイムマイルは加算されます。
不便だと思うのが、ライフタイムマイルの履歴一覧が見られないことです。あれば加算されていることが確認できますし、たまに自分の搭乗履歴が見たくなるのは私だけでしょうか。JALのように搭乗履歴一覧が見られるといいのにな、と思います。
注意点は、特典航空券を提携航空会社で利用した場合はライフタイムマイルは貯まらないことです。私は以前、特典航空券でタイ航空を利用してラオスに行ったのですが、その場合は積算できないと言われました。
さいごに
今回は、往復の特典航空券を持っていて、片道が悪天候により欠航した場合に行った手続について書いてみました。