前回の投稿で書いたとおり、エティハド航空を利用して成田からアブダビ経由でギリシャのアテネに向かったのですが、アテネ観光の前にイスタンブールにも行こう、というこことで、アテネに到着してすぐにエーゲ航空を利用してイスタンブールに向かいました。
ギリシャとトルコは隣の国で近いとはいえ、成田からイスタンブールのホテルに着くまでほぼ丸1日かかったので、子連れなのにかなりハードな旅だったな、と思います。
アテネ国際空港での乗り継ぎ
当初はギリシャ観光だけを予定していたので、エティハド航空の成田・アテネ間の往復チケットを購入していました。
イスタンブールに行くことが決まった後、エーゲ航空のアテネ・イスタンブール間のチケットをエーゲ航空の公式ホームページから購入しました。
成田からアテネと、アテネからイスタンブールの航空券を別々に購入したので、一旦アテネで荷物を受け取り入国した後、エーゲ航空に荷物を預けて再び出国してイスタンブールに向かうことになります。
旅程
乗り継ぎのスケジュールはこんな感じです。
エティハド航空 アブダビ発2時15分 アテネ着6時35分
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ギリシャ入国
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チェックイン・ギリシャ出国
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エーゲ航空 アテネ発8時25分 イスタンブール着9時45分(飛行時間1時間20分)
(注:トルコとギリシャは、ギリシャがサマータイムのときは時差がありませんが、サマータイムでないときは1時間の時差があります)
アテネで入国審査後に荷物を受け取り、エーゲ航空のカウンターで荷物を預けて出国審査を受けなければならないにもかかわらず、乗り継ぎ時間が約2時間しかないので、本当に乗れるのかハラハラしてしまいました。
ハラハラするならばもう少し乗り継ぎに余裕のあるチケットを買えばよいのですが、アテネ国際空港(エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港)はこじんまりとしているので2時間で乗り継ぎ可能との情報もあり、その情報にかけてみました(笑)。
入国
アブダビ発アテネ行きの飛行機は時間通りに到着しました。
飛行機からは階段が横付けされ、バスに乗って空港のビルまで行かなければなりませんでした。時間がかかったように感じましたが(急いでいたのでなおさら)、入国審査の場所のすぐ近くで降ろされたので、ボーディングブリッジを利用した場合とどちらが早いのかは分かりません。
入国審査は、その時間に到着した飛行機が私の乗った飛行機だけだったのか、あまり人が並んでおらず、時間もかからず通過できました。
預けた荷物もすんなり出てきて、これで間に合うね、とちょっとほっとしながら出口を出て上階に行きエーゲ航空のカウンターに向かいます。
エーゲ航空のカウンターへ
成田で搭乗を待っているときに、エーゲ航空のホームページでオンラインチェックインをしておきました。あとはカウンターに荷物を預けに行かなくてはなりません。
アテネ国際空港はターミナルは分かれておらず(正確にはサテライトという別の建物がありますが)、エーゲ航空のカウンターは、カウンター番号130番あたりに固まっていました。外側につながる出口を背中にすると、中央のインフォメーションカウンターの左側になります。
この表示の102−160の方に進みます。
エーゲ航空のカウンター付近には人がたくさんいて、どこに並べばよいのか分からなかったので、スタッフに聞き、指示された場所に並びました。
せっかくオンラインチェックインをしたのに、荷物を預けるのに多くの人が並んでいて、15分ほど待たなければなりませんでした。
荷物のトラブル
エーゲ航空はLCCではありませんが、GoLightという安いチケットを購入すると荷物を預ける場合は有料になります。
今回私はGoLightのチケットを購入していたので、荷物を預けるには別料金が必要でした。
私たちは3人家族で1つのスーツケースを持っていくので、私の名前で1人分だけの預け入れ荷物の料金を、チケット購入時に支払っていました。
荷物を預けるときに、カウンターのスタッフに「誰の名前で荷物を預けるの?」と聞かれて、私は自分の名前にしていたことを忘れて、夫の名前を答えました。すると、それならば料金を支払ってくださいと言われてしまいました。
あれ?間違えたかな?と思い、「私の名前では料金を支払っていないですか?」と聞いたのですが答えは「ノー」でした。
えー、と思いながらクレジットカードを出してしまったのですが、よくメールを確認すると、預け入れ荷物のお金を支払ったことが書いてあります。
それをスタッフに見せると、「だから私は誰の名前で荷物を預けるのか聞いたのよ。」とのこと。
だから「私の名前では?」と聞いたじゃない、と思いましたが、英語力不足で伝わっていなかったようです。
支払いが一旦されてしまったので、返金手続きをするのにまた時間がかかってしまいました。
私の不注意であることは確かなのですが、今回と同じように家族3人、預け入れ荷物1つでエアアジアに乗ったときには、カウンターでわざわざ誰の名前で荷物を預けるかを聞かれることなく手続きしてくれていたので、スタッフは分かってくれるものと油断していました。
ちなみにイスタンブールからアテネに戻るときは、エアアジアと同じように誰の預け入れ荷物なのか伝えなくてもスムーズに手続きをしてくれましたが、今後は誰の名前で荷物を預けるのかはきちんと事前に確認しようと思いました。
この手続きが終わったのが7時15分ころでした。トラブルがあってもこの時間でしたので、私の確認不足がなければもっと余裕だったことになります。
出国審査
荷物検査も出国審査もそんなに並んでおらず、約2時間の乗り継ぎ時間で、無事イスタンブール行きの飛行機に乗り継ぐことができました。
エーゲ航空(Aegean Airlines)とは
エーゲ航空は、ギリシャの航空会社です。LCCではないですが、荷物のトラブルのところで書いたように、チケットの仕組みはLCCのようでした。
ちなみにエーゲの英語発音はエジアンです。
エーゲ航空はスターアライアンスに加盟していますので、ANAマイルが貯まります。今回、アテネ・イスタンブール間で片道240マイルが貯まりました。
エーゲ航空で私が一番気に入ったこと、それはキャビンアテンダントさんです!
まず制服がとても素敵でした。紺のシンプルなノースリーブのワンピース、首にスカーフ、帽子は頭の横に斜めに止めてある感じです。ノースリーブの制服はほとんど見たことがなくて新鮮でした。みなさんお顔立ちがはっきりしていてかなりの美人さんばかりで、本当に60年代の映画の中から出てきたような感じでした。写真を撮る勇気がなくて残念。。
エコノミークラスの機内食
1時間20分の短いフライトでしたが、軽食が出ました。
パンは見た目どおりの味でした。ヨーグルトは蓋をあけるとヨーグルトとハチミツが別々に入っていて、ハチミツを混ぜながら食べるのですが、とても美味しかったです。
事前に予約していたチャイルドミールはこちらです。左下の動物の形をしたのはヨーグルトドリンクで、娘によると美味しかったそうです。
娘は飛行機を降りるときにお絵描き帳と色鉛筆をいただきました。
お絵かき帳の前半は世界各地の名所や飛行機の塗り絵になっていて、とても可愛いです!
余談ですが、私が乗った飛行機は3列ー3列の小さな飛行機でしたが、前方の座席がビジネスクラスでした。ビジネスクラスといっても座席はエコノミークラスと同じで、3列の座席の真ん中の席にテーブルが置いてあり、出発前にドリンクが振舞われていました。
さいごに
約2時間の乗り継ぎ時間で無事にイスタンブール行きに乗ることができるのか心配でしたが、飛行機が定時に到着したので、とりあえず無事に乗り継げて安心しました。
エーゲ航空は初めての利用でしたので、とてもワクワクしながら乗りました。
キャビンアテンダントさんがとても素敵で、本当に惚れ惚れしてしまいました。
また機会があったらぜひ乗ってみたいです。